ひたすら歩いていく旅行

交通機関を使わずに、ひたすら道を歩き続けるという旅行をしていました。鉄道や車を使うと、わずか30分の距離でも、歩いて回ると3〜4時間程度をかけることになります。特にいつもと違った旅を望むときや、ちょっと体重が気になったり、時間を潰したいという時にはもってこいの方法です。

そうして歩いていると、素早く通り過ぎただけでは気づかない風景に気づくこともできます。道路の横の用水路に淡水魚の群れが泳いでいる姿に気づいて、しばし見入ることもありました。脇道の奥に、知らなかった小さな神社を発見することもあります。

神社の横に昔の地蔵や板碑が並んでいて、一つ一つ丹念に観賞することもできます。真新しいビル群の中にも、神社は保存されていることに感動できたりします。住宅地の路地を通ると、突然ゴミ屋敷を見つけることもあります。江戸時代の建物かという古びた屋敷を発見すると、よく残ってきたなあと感嘆します。

都会の公園を歩くと、落ち葉が大量に積もって、人が誰も歩いていない場所を作り出しています。歩くことは有酸素運動になって、生活習慣病も改善できるという効果もあります。あまりにも時間を急ぎすぎて、本来の人間のペースを忘れている人におすすめです。